全国視覚障害教師の会からの要望書について 
1.視覚障害教員への教科書全文のテキストデータ提供及び 
2.教師用指導書の希望する形でのテキストデータ提供について 
 
○ 教科書全文のテキストデータについては、「障害のある児童及び生徒のための教科用特定図書等の普及の促進等に関する法律」(教科書バリアフリー法)により、障害のある児童生徒が障害その他の特性の有無にかかわらず十分な教育を受けることができるようにすることを目的として、当該児童生徒が点字教科書や拡大教科書といった教科用特定図書等を使用できるよう、教科用特定図書等を発行する者に対して教科書デジタルデータを提供できることとされています。 
 
○ 視覚障害のある教員の方への教科書デジタルデータや教師用指導書のデジタルデータの提供に関しては、同法の目的と異なるため、同法における対応は困難と考えておりま
すが、今後、ご要望を受け、教科書発行者や関係者等と連携しつつ、読書バリアフリー法に基づく基本計画を踏まえながら、どのような対応が可能なのか検討してまいりたいと思います。 
(資料1:障害のある児童及び生徒のための教科用特定図書等の普及の促進等に関する法
律 抜粋) 
 
 
(参考)読書バリアフリー法に基づく基本計画(抜粋) 
V 施策の方向性 
4.アクセシブルな電子書籍等の販売等の促進等(第12条関係) 
(3)出版者からの書籍購入者に対する電磁的記録等の提供の促進のための環境整備に関する検討への支援 
・出版者が書籍に係る電磁的記録の提供を行うこと、その他出版者からの視覚障害者等に対する書籍に係る電磁的記録の提供を促進するため、その環境の整備に資する情報提供や助言 等を実施する。その際、視覚障害等のある児童生徒及び学生等の教育や研究に必要とされる書籍等や、視覚障害等のある教育関係者や図書館関係者等が職務活動の遂行に必要とする書籍等の電磁的記録の提供が重要であることにも留意する。 
 
・電磁的記録の提供については、流出の防止、作成に係る費用負担の在り方、管理する仕組み等の課題がある。このため、出版関係者との検討の場を設け、電磁的記録の提供に関する課題や具体的な方法について検討するとともにアクセシブルな電子書籍等の製作及び販売等の促進を図っていく。