〈ご挨拶〉
 支える会会員のみなさま、お変わりありませんか。3月29日の控訴審判決から、3か月が経過しました。岡山短大は最高裁に上告したとのことですが、まだ最高裁の動きは伝わってきません。いましばらく動きを注視することになりそうです。
 さて、支える会は、2年あまり前の2016年5月31日に発足していますが、会則では総会を「原則年1回開く」と規定しており、「総会にて監査報告を行う」とされています。そこで本来ですと総会を開くべき時期にきていますが、総会を開催するには多額の交通費を支払わねばならない世話人もおられ、非常に負担が大きくなります。つきましては、やや変則的ですが、世話人での協議のうえ、「ゆきこ通信」によって現状を報告し、会計報告と会計監査報告について、ご了解をいただきたいと思います。どうかよろしくお願い申し上げます。

2018年6月29日       代表 新納 泉


〈がんばれゆっこ通信No.28〉
「6月末時点の、現状報告」

山口雪子さんを支える会 事務局長 重田雅敏

 支える会のみなさん、重田です。梅雨の季節となり、雨の日と真夏のような暑い日が繰り返されておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。町や駅などで、親切に応対してくれる人や職員が増えてきたと感じる一方で、最近のニュースでは、いじめや虐待、そして誘拐など子供が被害者となる、悲しい事件が多く聞かれます。弱い立場の人だけでなく、社会全体の人々のためにも、人権意識が問われているのではないでしょうか。豊かな共生社会の基本には、人権尊重の精神が必要なのです。負の再生産が繰り返されないように、教育現場でのいじめや差別をなくしていくことこそが、何よりも大切で、その意味でも、山口雪子さんの思いを支援していくことは、大きな意義があると確信します。
 さて、地裁、高裁と勝訴し、岡山短大の職務命令が不当なものと認められ、さらに「合理的な配慮をすべき」との判断が示されましたが、去る4月9日、岡山短大側はこれを受け入れず、最高裁に上告しました。どのような上告理由を出してくるのかと、短大側の上告理由書の提出期限である5月末をかたずをのんで待っていましたが、いまだ、その内容については、全く把握できておりません。短大側の上告理由を弁護団の方々にお尋ねしているところですが、なんと最高裁には、上告理由書を、こちら原告側に通知する仕組みがないとのことでした。そのため目下、弁護団から最高裁に短大側の上告理由を教えて欲しいと要望しているところです。いまだその理由書の内容が、いつ知らされるのか見通しが持てず、支える会のみなさまに、具体的なご報告ができないことを残念に感じております。短大側の上告理由書が入手し次第、ご報告いたしますので、もうしばらくおまちいただきたいと思います。
 そろそろ短大側が上告してから3か月になります。上告理由さえ分れば、最高裁の審理の内容や見通しもある程度掴めるのではないかと思います。支援者の皆様には、引き続き、粘り強いご支援を賜りたく、お願い申し上げます。
 なお、支える会の会計については、会計担当の山口雷太さんより、昨年度(2017年6月〜2018年5月)の報告が出され、監査も受けております。