支える会会員の皆様へ
 こんにちは、いつもご支援たまわり、誠にありがとうございます。山口雪子です。
 世間では新型コロナウイルスの感染脅威など、さまざま心配なニュースが流れていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?皆様の暮らしが大事なく平穏でありますよう願っています。私自身は、新しい年がはじまったと思っていたら、既に昨日は立春!時が経つのは早いなぁ…と感じています。時の速さのように、私の問題も早く解決すれば良いのですが、思うようにはなかなかいかないと実感しています。今日は昨年末にご報告させていただいた岡山労働局からの受諾勧告通知(調停案)の双方受諾、その後の途中経過を報告させていただきます。
 先の通信で報告させていただきましたように、授業に関する調停は双方隔たりが大きく調停案は示さないと結論づけられましたが、授業以外については合理的配慮が不十分として協議による解決をするよう示されました。この調停案に従い、年明け1月6日に初回協議が行われ、今後の協議方法や内容について話し合いをしました。短大側は、私が求めている合理的配慮というものがどのようなものかわからないとの話でしたため、情報提供や移動支援の必要性などを具体的な場面を例示してお伝えさせていただきました。短大側は持ち帰って、過重な負担にならないか、学長が許可できるか等、慎重に検討して返答するとのことでした。次回協議は3月初旬に予定されています。
 最高裁決定後の協議申し入れを短大側が拒絶したことを考えれば、具体的な合理的配慮があるかどうかは別にして、今回協議に応じたことは1歩前進ととらえています。ただ、上述していますように授業についての調停案は示されず、短大側も「授業に関する協議は一切応じない」と明言しています。以前から申し上げておりますように、障害者は何でもできる訳ではありません…障害によって「できないこと」の自覚があるからこそ、自分に「できること」を磨いて社会参加しようと努めています。その「できること」が私にとっては研究・教育であり、授業です。単なるわがままで授業に戻りたいと言っているのではなく、将来の共生社会のため、あるべき保育者養成校として短大が発展して行くためにも、障害者の働き方として授業についてまずは話し合ってほしいと切望しているのです。どうやったら短大側に理解していただけるのか…さまざまな手を尽くしてきていますが、解決の糸口が見えないのが現実です。
このようなことを書きますと、皆様にご心配ばかりかけてしまいますね。ごめんなさい。でも、きっとまだ着手していないだけの手立ても何かあるはず…と弁護団の先生方と検討していますので、大丈夫!ご安心ください。私に起きている問題は人権侵害に当たらないか?人権救済申立てはできないか?障害者の働く意味をテーマにした企画ができないか?…いろいろ考えています。何か検討していることが具体的になりましたら、改めて報告します。またもし、何か思い浮かぶ手立てがありましたら教えてください。弁護団の先生方とともに検討したいと思います。
 授業外しの通告を最初に受けたのは2016年2月初めの学科会議でした。もう丸4年になります。問題に背を向け、短大を辞めれば済む話と全く考えずに今まで来たかと問われれば、答えは「いいえ」です。どれだけ私1人が泣き寝入りすれば終わることだと思ったでしょうか…それでも投げ出さずに問題に向き合い、今があるのは皆さんの存在があるからこそです。皆さんからいただいた励ましや協力を支えに今まで来ました。そしてこれからも前を向いて問題解決を目指します。ご心配ばかりで恐縮ですが、どうか今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
 暖冬とはいえ、寒暖差が大きく、インフルエンザに加えて新型コロナウイルスと感染症が心配な時期です。どうぞ皆様、ご自愛を怠らないよう、お大事にお過ごしください。皆様のご多幸ご健勝を心より祈念しています。

ありがとうございます。

2020年2月5日 山口 雪子