これからのみなさんへ一言(4)
長井仁

 視覚障害教師というのはやはり教師でなければならないと思うのです。言い方についてはいろいろあるかと思いますが、それはまた後回しにして、徹頭徹尾、教師でなければならないと思います。では、どういう教師なのかというと、生徒と真正面から向かい合えるそういう教師です。

 生徒が、新しい社会といいますか、民主的な社会をつくり上げていくために、そういう力を育て発揮できるようにするため、助力ができる教師が必要だと思うのです。

 そのためには、生徒と教師の間が、いわば、民主的でなければならないのと同時に、職場の中も民主的でなければならないと思います。民主的な職場でないと民主的な教育はできないし私たち障害者の職場さえ奪われることにつながっていくのではないかと思います。

 ぜひ一人ひとりが自分の力で、あるいは仲間と協力をしながら、学校という職場をつくっていく、学校をつくっていくのだという気概を持って取り組む必要があると思っています。


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